こんにちは。現在2人目を妊娠中のママです。
1人目を妊娠したときは、ごく普通の夫婦生活をしていたら半年で授かりました。
その経験もあってか、2人目もまた半年か1年くらいで妊娠するだろうと思ってたんです。
結果として「4年」かけて授かることができたのですが、
そのうちの3年は基礎体温をつけてるのにも関わらず、妊娠率が0%の時にタイミングをとっていた可能性がありました。
2人目を授かったいま、
⚫︎排卵日を把握する
⚫︎妊娠率の高い日にタイミングをとる
妊娠するためにはこの2つがとても重要だったと痛感しています。
正確な排卵日を知らないまま過ごしていたら、いまでも妊娠できる可能性が0%のところで「なかなか妊娠できない…」と、思っていたかもしれません。
この記事では「基礎体温から予測した排卵日と実際の排卵日がズレていた」という経験から、
「受精可能なタイミング法をとってから、4か月目で妊娠するまで」の体験談をまとめています。
基礎体温からみる排卵日の目安とは
基礎体温は、目が覚めたときに寝たままの状態で5分間舌の下で体温をはかります。
毎日体温を測ることで低温相と高温相に分かれるので、そこから排卵日を予測するわけですが
基礎体温からみる排卵日の目安は、
- 体温がガクンと下がった日
- 体温が高温相に入ってから1〜2日後
- 体温が一番下がった日の前後2~3日
など、調べてみると諸説あるのです。
多くの不妊治療の専門サイトには、体温が下がった日を含めて2日後くらいまでの間が排卵のタイミングという情報が記載されていので、参考にしていました。
ところが3年経っても妊娠には至りませんでした。
いま思えばもっと早い段階で病院に行くべきだったのですが、
基礎体温も付けてるんだし、あとは自然に任せよう!という楽観的な思考がズルズルと続き…
同い年の主人と35歳を迎えてから急に不安になり、ようやく2人で病院に行くことにしたのです。
卵胞検査を受けてわかった基礎体温と排卵日とのズレ
意を決して検査を受けてきましたが、夫婦共に不妊の原因は見つかりませんでした。
そこで医師からすすめられたのは「タイミング療法」でした。
タイミング療法とは不妊治療の第一歩で、超音波検査とホルモン量から排卵日を予測するものです。
超音波検査は「卵胞の発育状況」や「子宮内膜の厚さ」を診る検査でした。
ホルモン検査では尿中のLH(ホルモン)量を調べます。
いずれも排卵日が近い時期に検査をするものだという事で、予定を組んで「月経開始後12日目」に病院へ行ったのですが、
検査当日、先生はエコーを見ながら、『あ〜もう排卵してますね』と言いいました。
2日後かと思われた排卵が、検査日に降臨。
生理周期が25〜35日という振り幅だったので、早まったり遅くなる事は普通にあるようです。
驚いたのは基礎体温で、その日は体温がガクンと下がる1日前だったんですよ。
つまり私たち夫婦は今まで、排卵日の翌日からタイミングをとってきた可能性がある事が分かったのです。
排卵日後のタイミングで妊娠する可能性は?
じゃあ排卵日の翌日にタイミングをとって妊娠する可能性は?というと、この疑問に答える記述を見つけました。
米国生殖医学会では自然妊娠を目指すための要点を下記のように述べている。
妊娠しやすい時期は、排卵4日前より排卵前日であり頸管粘液の状態も関係する。この時期に1〜2日おきの性交が妊娠しやすい。
出典:日本産科婦人科学会
まず日本産科婦人科学会によると、妊娠しやすい時期は「排卵日4日前から排卵前日」だと記載されています。
▼タイミング療法のデータはこちら
タイミング療法における適切な性行為の時期は、排卵6日以前と排卵翌日以降では妊娠率は0となり、排卵の1~2日前が最も妊娠率が高い事をしめしている
出典:日本産科婦人科学会

引用:日本産科婦人科学会
そしてこのデータです!
タイミング療法では、排卵日の翌日以降の妊娠率は0%
これを見たときは、あまりの衝撃に開いた口がふさがりませんでした。
私たち夫婦は3年ものあいだ、確率0%のなかで妊活していたのかもしれない…
そりゃ妊娠できるわけないじゃないの!
医師からも「基礎体温は目安ですからね。」と告げられ、
改めて本当の排卵日を把握することが大切だと痛感しました。
そもそも論として自然の流れで1〜2日おきに夫婦生活を過ごせていれば、1周期ごとに妊娠しやすい時期にあたっていたのですが…(そんな頻度で求めてくれたら苦労はしない)
この時すでに35歳を迎えていたこともあり、タイミング法で自然妊娠を待つよりも次のステップの人口受精も視野に入れた方が良いとの提案を受けました。
通院すれば正確なタイミングが取れるし、年齢も考えて人口受精を受けることにしたのですが…
現実は、半年続けても妊娠には至りませんでした。
排卵のタイミングで病院が休診だったり、仕事のシフトをみながら通院するのは想像以上に大変なことで、妊活がストレスになっていたんです。
人口受精で見込めなければ、次のステップは体外受精。
費用もわりと高額で、妊活が重荷になってきた事もあり、病院での不妊治療はいったん中止することにしたんです。
排卵検査薬から予測する排卵日
その後、主人と相談して排卵検査薬を使いながら妊活を再スタート。
さらに赤ちゃんの先天性異常リスクを軽減できる葉酸サプリを取り入れながら、
とにかく自分達が出来る範囲のことをして、あとは日常生活をストレスなく過ごすように心がけていました。
排卵検査薬は排卵日がくる前に反応してくれるので、基礎体温の目安よりも確実に把握できました。

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そんな生活を送ること4か月。
妊活で必死だった3年半がウソのように、
待望の2人目を授かることができました。
少し時間はかかりましたが、
⚫︎病院を受診して基礎体温と排卵日のズレが判明したこと
⚫︎排卵検査薬で正しいタイミング法をとったこと
⚫︎着床のサポートと赤ちゃんの先天性異常リスクを低減させる葉酸サプリを飲んでいたこと
これらの全てが繋がって、今に至ります。
とくに、基礎体温だけでみる排卵日の予測は医師でも難しかったので、
頻繁にタイミングをとれない私達にとっては超音波検査や排卵検査薬で「自分の排卵日を知ること」が、何よりの第一歩でした。
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